《新型コロナ、風邪、インフルに負けない方法》
1）何しろ体を冷やさない。春は、冬の寒から夏の暑へと移り変わる時期でとても不
安定な季節です。しかし、身体の外も中も陽気が多くなり、皮膚の毛穴が開きやすく、冷えが侵入しやすくなります。冷えについてはとても大事なことなので、いずれどこかで詳しくお話ししようと思います。
2）運動をする。じっとしていることが多いと、頭や内臓ばかり働かされ、血液循環に偏りが生じます。上半身、特に首から上の方に熱が籠もりやすくなります。全身に血が巡るよう動くことを厭わないようしましょう。身体の芯がポカポカする程度は動きたいですね。
３)手洗い、うがいをする。ウイルスは手や口、鼻から侵入することが多いようです。外出したあとは、毎回石鹸や消毒液を使う必要はありませんが、こまめに洗い流しましょう。余裕があれば鼻もできる範囲で洗って下さい。
4)鼻をほじらない。その手を口に入れない。（たまにいるんですよねー）
5）鼻毛を抜かない。鼻毛はウイルスを入口でからめ取るかなり重要なパーツです。少ないとウイルスがスルッと喉の奥の方まで侵入します。
6)マスクはしたほうがよい。不織布マスクの目はウィルス粒子の300倍も大きいのでウイルス自体の防御には効果はありませんが、直接の飛沫を抑える効果はあります。実は、唾液や涙、鼻水はとても優秀な免疫力です。その意味で口や喉、鼻を乾燥させないことはとても効果的です。
7)お茶を飲む。特に温かい緑茶。緑茶のカテキン、ビタミンＣには抗ウイルス作用があり、なんと90%以上も死滅させるそうです。紅茶も効果があるという報告もあります。
8）寝不足しない。言わずもがなですね。睡眠に変わる薬はありません。6時間以上は確保しましょう。
9)できるだけお風呂に入る。日本古来の養生法です。身体を温めれば免疫も上がり、睡眠の質も上がります。
10)ストレスを溜めない。自分なりのストレス解消方法を見つける。また、人生どうしようもないこともあるけど、開き直る勇気と忍耐の鬼になる覚悟、そして適度の諦めを。何とかなるさ。
以上、思いつくままに書いてみましたが、最も大切なことは９）です。怖れは邪を呼び込みます。
『内傷なければ外邪入らず』『馬鹿は風邪引かない』の精神で行きましょう。